俺たちはいつまで膠着状態なんだ
なんか色々考えてしまう日だった。
毎日歩いてもなかなか痩せない。
今日入るはずの金が入っていない。
色々な手続きがなかなか進まない
など進展の遅さにウンザリする。
けど変化がない日々に対してそこまでイラついているかというとそうでもない。
平穏な毎日ならばそれも悪くない。
世界には大変な人達が沢山いるのだから。何も出来ずこの世を去っていった人達も大勢いるのだろう。
けど、せっかく何かを始めたり掴み取るチャンスに溢れているこの国に生まれながら何もしないで余生を過ごすのはどうなんだろうとか考えてしまう。
別に成功だけを目指すという訳ではなく大失敗をする事だって出来るはずだ。
過酷な労働環境にいた者が上官に刃向かったとしよう。
その状況下においてその者はとても大変な行動をしたと認識される。また自分でもとても勇気を振り絞ったのかもしれない。勇者扱いになるかもしれない。
その者は自分の人生に反逆を起こしたんだ。立ち向かったのだ。たとえ失敗したとしてもその行動に大きな意味があった。
幸せや驚愕の基準なんて環境によって変わってくるだろう。
毎日ダンボールで住んでいる人にとってカップ麺はとても豪華で食べてる時は幸せなひと時だろう。
社長が牛丼を食ったところで不味いと思うかもしれない。不快な思いをするだけかもしれない。
問題は世界を変えることではない。
自分の視点から見える世界を変え続ける事が大事なんだ。
けど、そのためには毎日の地味な積み重ねが大いに重要にならざるを得ない。
一発逆転なんて事はまず出来ない。
ギャンブルにハマってしまう人が多いのは一発逆転の道筋が目の前にあるように感じてしまうからだと思う。
……ちょっと語りすぎた。酔ってもないのに。
とりあえず馬鹿らしいと思う事でもいい。何かしよう。何もしないよりいい、